布団乾燥機は、布団の湿気対策、ダニ対策に優れているので、とても便利ですよね。
でも、便利だからと言って頻繁に使っていると、
もしかして使いすぎ?布団に良くないかも?
と疑問に思ってきますよね。
実は、布団乾燥機も使いすぎると布団の劣化につながってしまう可能性があります。
布団乾燥機の使用歴5年の私も不安になっていろいろと調べましたので、ここでは
- 布団乾燥機のやりすぎによるデメリット
- 適切な使用頻度
- 使用において注意すべき点
について詳しく解説していきます。
正しい使い方をすれば、安全に清潔に布団を使用できますので、是非チェックしてみてくださいね!
やりすぎ注意!布団乾燥機による3つのデメリット
布団乾燥機は確かに便利ですが、使い過ぎるとデメリットもあります。
布団の劣化の原因となる
布団乾燥機は、ダニ対策もできるため高温で使用することもありますよね。
しかし、羽毛などのデリケートな布団は、高温で頻繁に使用すると繊維が傷んでしまうことがあります。
柔らかくふんわりとした布団で眠るために使用したはずが、逆効果でふっくら感が失われてしまう原因になると悲しいですね。
電気代が増加してしまう
布団乾燥機は、高温で長時間使用する場合もあります。
それを毎日のように繰り返してしまうと、電気代が思った以上にかさんでしまいます。
布団乾燥機の1時間の電気代 約18.2円
1日1時間だけだと18.2円で安く感じます。
しかし、例えば家族全員の布団に毎日1時間使用したらどうなるでしょうか?
布団1人分 | 布団4人分 | |
1日 |
18.2円 | 72.8円 |
1か月(30日) | 546円 | 2,184円 |
1か月毎日30分 布団4組分を稼働させた場合 2,184円
となってしまいます。
結構な金額ですよね。
特に、消費電力が高いダニモードなどで使用するとさらに月々のコストが増えてしまうので要注意です。
故障のリスクが上がる
当たり前のことですが、布団乾燥機を使えば使うほど、布団乾燥機自体の消耗にもつながってしまいます。
布団乾燥機はノズルがついている物が多いです。
ノズルは伸び縮みさせて使用するため使用頻度が上がれば、破損などの原因につながります。
ノズルだけの販売はしていないところもあります。
適正な頻度で使用し、なるべく長く使用できるようにしたいですね。
やりすぎ注意!適切な使用頻度
布団乾燥機を使用しすぎるとデメリットがあるため、適切な頻度で使うことが重要です。
では、どれぐらいの頻度が良いのでしょうか。
適切な使用頻度の目安
適切な使用頻度は、
夏 | 週1~2回 |
冬 | 月1回 |
です。
この頻度で行えば、ダニの繁殖を抑えられます。
ダニが繁殖しやすいジメジメした、梅雨や夏には回数を増やすことをおすすめします。
ダニ退治をしたいとき
たとえば季節の変わり目で布団を出したとき、や収納する時は「ダニモード」などの使用がおすすめです。
1度の乾燥では3割しかダニは死滅しません。
ダニ退治が目的の場合は、布団乾燥機を1日2回を3日連続で使用することをおすすめします。
あまりダニモードを頻繁に使用すると、布団が傷む可能性があるので、上記を年に1~2度がおすすめです。
引用:アイリスオーヤマHP
その他 布団乾燥機の注意点
布団乾燥機を使用する際には、必ず注意すべき点があるので確認してから使用しましょう。
寝具の耐熱温度
布団乾燥機は、高熱でダニを死滅させたり、また布団を温めたりします。
そのため、寝具の耐熱温度が低いものには使用できません。
耐熱温度 70度以上
これが一般的に布団乾燥機を使用できる寝具の耐熱温度です。
羽毛布団でも、70度以上の耐熱温度があるものが多いです。
しかし、念のため使用する乾燥機の温度と寝具の耐熱温度は必ず確認しましょう。
布団乾燥機を使用できる素材か
羽毛布団は、使用できるものが多いのですが、機能性寝具は注意が必要です。
機能性寝具というと低反発や高反発素材・ビーズ素材・パイプなどがあげられます。
これらの素材は温風により機能を損なうことがあります.
必ず寝具の取り扱いを確認してから使用してください。
ちなみに、有名なところで言うと、
西川のエアーマットレスは、使用可能。
トゥルースリーパーは、使用不可。
素材によって、いろいろとあるので、注意してくださいね。
まとめ 布団乾燥機やりすぎは注意!
布団乾燥機は、忙しい生活の中で布団を清潔かつ快適に保つ心強い味方です。
しかし、適切な頻度を超えて使ってしまうと、布団の劣化につながってしまいます。
まとめますと、
ダニモードは布団の入れ替え時のみ
通常は、夏は週1~2回、冬は月1回
が適正です。
この頻度を参考に、あなたの布団ライフをさらに快適にしてくださいね。
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