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子どもには将来自立して、幸せになってもらいたいけど、どう育てたら良いんだろう。
このままの育児で良いのかな?何かヒントになる育児書ないかな?
今回はこんな疑問を抱えている方にお勧めの1冊をご紹介します。
その名も「子どもの「強み」の育て方」という本です。
こんな方におすすめ
- 子供の幸せを願っているが、子育てに悩んでいる方
- 子供に自己肯定感を持たせたい方
- 育児書を読みたいが、どんな本を読めば良いかわからない方
この記事を読めば、
- 強みとは何なのか、
- なぜ強みを伸ばしてあげる必要があるのか
- どうやって「強み」を見つければ良いのか
- この本をおすすめする理由
を理解していただけると思います。
「強み」とは何なのか?
「強み」とは、「個性」を磨いたものを指します
そもそも、「強み」って何なのか?
才能、長所、得意なこと、いろんな言葉がありますが、
ここでお話しする「強み」とは、「個性」を磨いたものです。
では、「個性」って何なのか?となりますよね。
「個性」とは、「生まれ持ったもの」です。
例えば、「うちの子は、何時間も飽きもせずに、画用紙に絵をかいてる」というのなら、この子の個性は、「興味あることへの熱意、もしくは集中力」ということです。
そこに、「スキル」をプラスさせることが(絵画教室に通わせるなど)できたなら、それは「強み」である「うまい絵が描ける」ということになるのです。
つまり、個性をスキルで磨いたものが「強み」なのです。
なぜ強みを育てる必要があるのか?
多くの人が、「強み」の対極は「弱み」だと勘違いして、
「弱み」を克服することにばかり集中していると、この本では解説しています。
問題点を見つけてそれをなおせばすべてがうまくいく。
弱みを特定すればそれを強みに変えられる。と信じるように。
たとえば、
あなたのお子様が絵が上手で、何時間も飽きもせずに絵を描き続けていたとします。
ある日、学校で算数のテストで30点/100点をとってきたとしたら、どうしますか?
私なら、
絵ばっかり描いてないで、算数の勉強しなさい!!!
と、怒鳴り散らすでしょう・・・。
でも、もともと苦手なこと「弱み」である算数を必死にやっても、数学者にはなれないでしょう。
人生の時間は限られています。
「強み」を磨くための時間やエネルギーを、「弱み」克服のために浪費してしまうのは、もったいないです。
強みを育てるメリットは?
「強み」を育てるのをおすすめするのには、たくさんのメリットがあるからです。
お勧めの本にも、
自分の才能や強みに集中すると生活の質が上昇する
引用:「子どもの「強み」の育て方」
と、メリットがたくさんあると記載されています。
「強み」を活かして生活をしていけば、ストレスが減り、ポジティブな感情が増えていきます。
ポジティブな感情が高まると、幸福感も高まります笑顔も増えますよね。
また、「強み」を活かしているのですから、周りから承認されているという機会も増えます。
周りから承認されている状態は、自己肯定感も高めます。
自己肯定感が高まれば、自信が生まれ、さらにエネルギーが湧いてくるので、ポジティブなサイクルが生まれますね。
決して、「弱み」を放置してよいというわけではありませんが、「弱み」に集中するのは辞め、「弱み」を克服するのではなく、うまく付き合っていき、「強み」に集中するのが良いですね。
強みの見つけ方
では、実際どのように強みを見つければ良いのでしょうか?
その方法として、書籍では「ストレングスファインダー」が紹介されています。
ストレングスファインダーとは
約170個の質問に答えることにより、自分の「強み」を発見できる「才能診断ツール」です。診断は、34の資質に分類され、そのうち自分の資質に近い5つが結果として示されます。
このストレングスファインダーを作ったドンクリフトンは、人材開発の研究に従事し、
「強みに基づく心理学の父」として大統領表彰を受けた人物です。
この診断は、世界中で使用されており、日本でも就活生が就職活動をする前などによく利用され、自分の資質にあった職業を選択する時にも有効とされています。
それは、自分がどんな人間であるか、またどんな人間になれるか、を理解する診断だからです。
この本をおすすめする理由
通常、ストレングスファインダーの診断を受けるには、料金がかかります。
しかし、この書籍には、診断を受けるコードがついてきます!
また、診断結果をもとに、資質に合わせた育て方、のヒントも記載されているのでかなり役に立ちます。
ただし、この診断は高校生レベルの読解力が必要です。
そのため、10~14歳の子への診断、またはそれ以下の子への診断、の方法の解説もあるので是非書籍を購入しお子様の「強み」を見つけてあげてください。
まとめ
私も、この本を読むまでは、子供の「弱み」ばかり目に付いていました。
でも、この本を読むことによって、子供の得意なこと、良いところ、を探すようになりました。
ここでは紹介できないほどたくさんのエピソードが盛り込まれており、とてもわかりやすく、納得できる本でした。
ちなみに、うちの娘は「発見力」の資質が高そうです。
そんな子には、探求心を応援してあげることが必要なようです。
「なんで?」「どうして?」の質問に面倒がらず、一緒に向き合っていってあげたいと思います。