子どもが爪噛みすると気になって、なんとか辞めさせたいと思ってしまいますよね。
私の息子も3歳の時に、急に爪噛みが始まりました。
3歳の4月ごろから始まり約3か月間、全く爪を切らなくても良いほど全ての爪が嚙まれて短くなっていました。
なかなか治らずにどうしたらよいか、と本当に悩みました。
そして、いろいろ悩んだ結果、「つめまもり」という爪用のマニキュアを使用して、治すことができました。
今回は、同じように「子どもの爪噛み」に悩んでいる方に、
- 息子の爪噛みの原因
- 爪噛みへの対処法
- 「つめまもり」とはなにか
という内容をご紹介したいと思います。
すべての子どもに同じ方法で解決するわけではありませんが、私の体験談が少しでも参考になればと思います。
是非、最後までご覧くださいね。
爪噛みの原因
息子の爪噛みがひどいときに、私も色々と悩んで、そもそも爪噛みの原因はなんなのか、ということを調べてみましたのでご紹介します。
また我が家の場合はどうだったのか、ということも合わせてご紹介しようと思います。
一般的に言われる爪噛みの原因
子どもが爪を噛む理由は、心の不安や緊張、または退屈な時の癖です。
時々、親の愛情不足だ!なんていう声を聴いたりもしますよね。
私も不安になりましたが、そういうことではないらしいので自分を責めず、対応していきましょう!
心の不安や緊張
子どもは小さな変化にもとても敏感です。
例えば、引っ越しなどで環境が変わったり、保育園に入ったり、新しい先生が来たり。
今までと環境が変わることによって不安になり、そのことでストレスを感じてしまいます。
また、ストレスに慣れていない子供は、その時にどう対処して良いか分からず、ストレスが爪噛みという行動で現れてきます。
退屈な時の癖
大人でも、手持無沙汰な時ってありますよね。
子供も、やることがなくて暇だなぁ、という時に、ふと手が口にいき爪を噛んでしまう。
それを繰り返しているうちに、爪を噛むのが癖になってしまう、ということもあります。
我が家の場合の原因
我が家の場合はどうだったのか、をご紹介します。
うちの息子の爪噛みが始まったのは、幼稚園に入園してからです。
まさに環境の変化!
幼稚園が嫌だ、と泣いたりすることもなく楽しい、と言っていましたが、どちらかというと、引っ込み思案な息子。
先生にもお友達にも言いたいことを言えず、モジモジと過ごしているうちに、モジモジが「カミカミ」に。
気が付いた時には、いつ見ても全ての爪の白い部分がないほど短い爪になっていました。
対処法
短い爪も問題でしたが、噛む爪がないのに爪を噛もうとするので、ついに指先の皮まで剥け始めました。
いよいよ、まずいと思い、対処を始めました。
気をそらす
子供が爪を噛んでいると、
「爪を噛んでるよ!だめだよ」
と言っていましたが、息子は頑固な性格なので、注意すると逆に噛み続けて逆効果でした。
そこで、子どもが爪を噛み始めたら、
「じゃんけんをしよう!」
「この箱を片づけてくれる?」
など、手を使う遊びをしたり、お手伝いをお願いしたりするように変えました。
そうすることで、一時的に口に手が入らないように気を配りました。
ただ、これは一時的には効果があっても、気が付けばすぐ手が口へ・・・・。
スキンシップを増やす
爪噛みの原因が、幼稚園での不安感だと思ったため、子どもとのスキンシップを意識的に増やすようにしました。
具体的な方法としては、
- たくさん抱きしめる
普段あまり抱っこ、と言わない子でしたが、幼稚園の前後にはギュッと抱きしめてあげることにしました。 - 一緒に遊ぶ時間を作る
幼稚園に入園したことにより、親子の時間が減ったので、なるべく遊べる時は遊んであげることを心掛けました。 - 日々の会話を大切にする
何気ないお話や笑いを共有することで、子どもが「大好きだよ」と感じられる環境づくりに努めました
正直なところ、これで改善したのかどうかは、わかりません。
というのも、息子の場合は、
最初は入園によるストレスでの爪噛みだったのが、爪噛みが癖になって辞められなくなっている、という状況のようでした(涙)
でも、子供にとってスキンシップは大切なので、この対処法も悪くはなかったと思います。
爪噛み防止のマニキュアを使用する
いろいろと試しているうちに、ストレスからではなく、癖になってしまっているのが原因だと感じたため、強硬手段に出ることにしました。
爪噛み防止のマニキュアを使うことにしたのです。
このマニキュアは、爪に塗ると苦味を感じるため、噛むのが嫌になり、自然と爪噛みをやめるよう促すものです。
では、具体的にどういうものか、ご紹介していきます。
爪噛み防止「つめまもり」
私が使用したのは、爪噛み防止のマニキュア「つめまもり」です。
商品特徴と、どのように使用して、どうなったかをご紹介します。
商品特徴
「つめまもり」は、爪噛みや指しゃぶりを防止するために作られた商品です。
爪に塗ると、トップコートのように、透明のコーティングをしてくれます。
そのコーティングが苦味を感じさせ、自然と爪を噛むのを防いでくれます。
「苦み」と聞くと、体に悪そうと思いますが、おもちゃなどの誤飲防止に使われる身近な苦味成分(安息香酸デナトニウム) です。
子どものデリケートな体にも安心して使えるよう、厳選された成分で作られているため、親としても心配なく利用できます。
子供に試す前に親も一度お試しください。
苦みは、漢方のような苦み。そして、けっこう後を引く苦みなので体感しておくと良いと思います。
使用方法
「つめまもり」の使用方法は簡単です。
- 手を洗う
- つめまもりを塗る
- 乾かす
この3ステップで終了。マニキュアと同じですね。
ただ、うちの息子は、こだわりが強いので、塗るのを嫌がることが想定されました。
また、突然爪が苦くなると駄々をこねそうなので事前にお話しをしておきました。
4歳になると、少しの間、爪が苦くなるんだよ~。
もうすぐ爪が苦くなるかもね~。
大うそです(笑)
でも、実行の1週間前からこの話を何度かして信じさせました。
そして、子どもがぐっすり眠っている間に、こっそりと爪に塗りました。
ちなみに、実行に移したのは、夏休み開始してからで、子どもが少しでもストレスが少ない時期にしました。
その方がスムーズに、爪噛みをやめられるかな、と思います。
使用した結果
実際に「つめまもり」を使用してみたところ、たった一度の塗布で爪噛みがなくなるという嬉しい結果が出ました。
【息子の反応】
息子:ママ!爪が苦い!ママが言ってたけど、本当に爪が苦くなってきた!
私:やっぱり4歳だからそろそろ苦くなると思ってたよ~。噛むと爪が苦いから噛まない方が良いかもね~。
息子:うん、苦いから嫌だ・・・・。
2、3日は噛んでしまって苦い思いをしたようですが、けっこうあっさりと息子の爪噛みは終わりました。
あんなに悩んでたのは、何だったんだ・・・という感じでした!
なお、「つめまもり」はアルコール消毒液などで拭き取れば、取れます。
うちは、一度塗って、そのままにしているうちに爪噛みがなくなり、自然に剥がれました。
【使用の注意点】
「つめまもり」は苦みを感じるマニキュアなので、手づかみでの食事に注意が必要です。
まだ手づかみ食べの年齢のお子さんの場合、爪に苦味が付いていると、食事中やおやつのときに苦みを感じ、ご飯を食べなくなってしまう可能性があります。
また、もう少し大きいお子さんでも、おやつを手で食べるときに、苦味が気になることがあるので、使用する際はしっかりと様子を見ながら調整することが大切です。
使用するタイミングや年齢も考えてご使用ください!
まとめ まずは子供をよく観察
ここまで、爪噛みがひどい子どもへの対応について、実体験を交えながら紹介しました。
我が家では、最終的に、爪噛みが癖になってしまった、という判断になったため、「つめまもり」を使用しました。
しかし、子供の不安感、寂しさなど、ストレスに心当たりがある場合は、まずはその不安感などを払しょくしてあげることも重要です。
子どもの様子を観察するところから始めましょう。
日頃から子どもの様子をよく見てみると、どんな状況で爪噛みが強くなるのか分かってくると思います。
その上で、必要に応じて「つめまもり」などを使用するのが良いと思います。
今回ご紹介した方法や体験談が、同じ悩みを抱える多くのご家庭にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。