赤ちゃんが生まれるとすぐに必要になる物がおむつです。
退院したら買い物も行きにくいし、おむつ切れを避けるためにストックしておきたいところです。
でも、まとめて何パックも購入して使いきれるの?
と使用する量が分からず、大量買いも躊躇します。
買い過ぎるとムダになってしまうし、逆に足りなくなるのも不安だし、悩みどころです。
そこで今回は、新生児期に必要となるおむつの目安をわかりやすくまとめました。
2児を育てている私の経験も交えながら、実際にどれくらいの枚数が必要かを徹底解説していきます。
サイズアウトのタイミングなども含めて紹介しますので、ぜひ参考にして、おむつの在庫管理で困らないようにしましょう。
新生児のおむつ何パック使った?
新生児のおむつを何パックぐらい使用するかというのは、子供によってもさまざまです。
- 一日に何枚使用するのか
- いつまで新生児サイズを使用できるのか
という違いによって、使用量が変わってきます。
それを踏まえて、
最初は3パック(60枚入り/パック)の購入
をお勧めします。
理由については、一日の使用枚数や成長スピードを考慮した結果です。
以下にまとめましたので、是非ご一読ください。
一日平均おむつは何枚使う?
新生児期は、1日に何回もおしっこやうんちをします。
使用量の目安 10~12回/日 (パンパースの公式HPより)
特に母乳で育てている場合は、飲むたびにおしっこが出やすいとも言われます。
新生児は、排泄機能がまだ未熟なので、一回の量は少ないですが、とても回数が多いです。
しかし、おむつが濡れたまま放置されると肌トラブルにつながりやすいので、排泄の度に変えてあげましょう。
1日に10枚使用とすると、60枚入り1パックで6日分です。
1週間もつか、もたないか、ぐらいですね。
新生児サイズのおむつ目安月齢
生まれてすぐの赤ちゃんが使用する新生児サイズのおむつは、どれぐらいの期間使用できるのでしょうか。
新生児サイズの目安 出産後~5kg
だいたいどこのメーカーも新生児サイズの目安は~5kgです。
ちなみに、「小さめ新生児」という「~3kg」の赤ちゃん用おむつも販売されています。
うちの子は、2760gでしたが、すぐ大きくなるので通常の新生児用(~5kg)を使用しました。
(ということで今回は、全て~5kgの購入を前提にお話ししています。)
子供の月齢別の平均体重は、下記のとおりです。
男の子 | 女の子 | |
出生時 | 2.98㎏ | 2.91㎏ |
1~2か月 | 4.78㎏ | 4.46㎏ |
2~3か月 | 5.83㎏ | 5.42㎏ |
2~3か月経つと、もう5kを超えてしまいます。
ということは、新生児サイズはだいたい2か月以内で使用できなくなってしまうということです。
なお、体重はあくまで目安です。
体重の割にお腹が出ていたり、身長が高かったりということもあります。
そのため、早めにサイズアウトしてしまう子もいるため注意が必要です。
【実録】赤ちゃんの体重増加スピード
実際に我が家の子供たちの体重増加スピードを見てみてください。
娘 | 息子 | |
出産時 | 2760g | 3435g |
退院時 | 2556g | 3415g |
約1か月後 | 4125g | 4344g |
約2か月後 | 5418g | 5600g |
だいたいの赤ちゃんが、生まれてから一度体重が減るので退院時は減っていますが、やはり1~2か月の間で5kgを超えています。
出生時の体重が重い場合は、1か月健診の頃にはサイズ変更が必要になるケースもあります。
妊婦検診で言われる胎児の体重はあくまで目安なので、実際に生まれてくるまでは赤ちゃんのサイズは分かりません。
出産前に大量購入せず様子を見ながら買い足すのがおすすめです。
新生児のおむつ何パック使う?
ここまで解説してきたことを踏まえて、
「新生児のおむつは結局何パック買っておけばいいの?」という疑問に答えると、
最初は60枚入りを3パックくらいを目安にすると良いかと思います。
1日10枚 × 1か月(30日)で、1か月あたり300枚(5パック分)ほど使う可能性があります。
しかし、1か月後には体重が4kgを超えてきます。
赤ちゃんによっては足回りがきつい、というような子も出てくる可能性もあります。
3パックであれば無駄なく使いきれると思うので、その後足りなくなった分を買い足していく方が失敗がなくお勧めです。
おむつサイズアウトの目安
おむつのサイズが合わなくなってきたサインとしては、以下のような点が挙げられます。
- ウエストや太もものゴム跡が深くつく
- おむつを変えてもすぐに漏れが起きる
- テープが留めにくくなってきた
こういった症状があれば、サイズアップを考えるタイミングです。
見た目や体重だけでなく、赤ちゃんの様子をしっかりチェックすることが大事です。
サイズアウトしている状態を放置すると肌荒れやおむつかぶれの原因にもつながりやすいので注意しましょう。
おむつの買い過ぎ防止策
大量にストックしても使い切れなかったり、保管場所に困ることがあります。
そこで、買い過ぎを防ぐためには以下のポイントが大切です。
- 安さに惑わされない
赤ちゃんの成長は予想以上に早いため、セールがあってもたくさん買いすぎると余る可能性があります。 - 赤ちゃんの体重、足回り、お腹周りを確認しておく
体重増加、足回り、お腹周りのきつさは、サイズアップの目安です。
常におむつのサイズ感を気にしておくことが重要です。 - おむつのSサイズを購入しておく
ストックがないと不安なら、1か月頃にSサイズを1パック購入しておきましょう。
Sサイズは、4kg~なので、タイミングを見て試し履きをさせてみるのもお勧めです。
サイズがアップするたびに1枚の単価が高くなっていくおむつ。
なるべく小さいサイズを長く履いてほしいですが、余ると無駄になるので注意しましょう。
まとめ
赤ちゃんの成長具合や排泄の回数に左右されるため、「新生児おむつ何パック使った?」の答えは一概に言えません。
とはいえ、最初は3パックくらい用意して、足りなくなったら買い足す方法がベターです。
体重が増えるにつれてサイズアウトも早まるので、買い過ぎてしまうと使えなくなるリスクが高まります。
足りなくなると困るため、早めにSサイズを1パック購入しておき、サイズ感を確かめながら新生児用をいつまで使うか検討するのもお勧めです。
おむつは、毎日使うものなので、なるべく安いときにまとめて購入したいですが、無駄にならないよう注意してくださいね。
この記事が、皆様のおむつ購入のヒントになれば幸いです。
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